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カンブリア編



各エピソードごとの登場人物紹介。
記載するのは登場話数、キャラ名、出身作品です。
追加していくのは新規登場キャラや新しい動きのあるキャラ。

(神話期)


雲外鏡
出身:異人の「ま」

元人間だったが鏡のおばけになってしまった。
始めの頃は骨のような外観だったが次第に霊力の肉がついて鏡そのものに変貌した。
真実を映す鏡の能力を持ち、相手の正体を暴いたり逆に変装したりできる。
シェイプシフターとしてはトトやジェクターと並んで3人目だが
トトは動物的なパーツを生やすことを好み、ジェクターは能力持ちのバーチャルアバターを着る形になる。
そのためコピー能力という点では雲外鏡が一番秀でている。
しかし用途としてはアタルの顔真似をして驚かせるぐらいにしか使っていない。

もう一つの能力の"相手の正体を暴く"ことこそが彼の本領発揮かもしれない。
キャプテンエングラーの化身である少年を看破して見せたり
テル=ビンの影がダブるジョーの正体に触れたりあらゆる真実を見ることが出来る。
対してギルガメッシュにそういった言及をしていないあたり
彼自身が超常現象で変質しきったものでもはや霧溜シュウではなくなっていたからかもしれない。

たまにカタカナでラテンのノリのあるセリフを言うが当人は生前は日本人。
気楽なはずのおばけだが必死にラテン語を勉強しているのだ。

キャプテンエングラー
出身:カンブリア叙事詩

ラプラス編、ギルガメッシュ編で猛威を奮ったのち和解。
彼を捕らえていた鎖は取り払われクッションと花瓶が持ち込まれ
ウロコとヘビの尻尾を持つネコ科のような動物のぬいぐるみ"エンキドゥ"が送られた。
管理していたトトやヴォルグら古参メンバーは強大な力を恐れ封じることしかできなかったが
鉄神の時代を見届けてきた日本人のギルガメッシュの提案により神社のように祀られることになった。

彼の居住地は半ば観光地化しており人もそれなりに来るらしい。
子供の姿で観光客と戯れるがたまには正体を隠さず話したいらしく
サンジェルマンやギルガメッシュが(アリアにも内緒で)相手をしてるようだ。
どうやらそこに雲外鏡も居るらしく異人館の催しの裏で同じように過去話に興じていたようだ。

曼珠沙華を彷彿させる派手なたたずまいをしている。
見方によっては地蔵菩薩のような立ち位置で冥界やサンダーワールドの礎としても欠かせない存在と化している。
また彼の対とも言えるサンジェルマンは虚空蔵菩薩とも言えるだろう。

虚空蔵菩薩は広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩とされ智恵や知識や記憶などの利益があるとされる。

対する地蔵菩薩は道祖神としての性格を持つとともに子供の守り神ともされる。
また地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道といった六道に現れるとされる。

あまり意識したつもりは無かったが結果的にあらゆる面で対の立ち位置になった。出来すぎである。


トト サンジェルマン ヴォルグ フラットホワイト
出身:カンブリア叙事詩

草創期編から数十年、塔の周りの旅して周る一団。
エングラーの集落が盛況であることをはじめ人間に失望してしまったトトや
カンブリアンに変異しトトを追いかけてきたサンジェルマン。
そんなトトをなだめるように問うフラットホワイト。
自分が人かメタトロンかどちらの人格だったか思い出せないヴォルグ。
あらゆる苦悩の現れたカンブリアンの夜の時代である。

現代期編で谷屋ハジメのクローンとして生まれ自身の存在に苦しむ芦原アタルを
富山さんことヴォルグが救ったのは彼自身の境遇によるもの。
またトトがエングラーやオゾンの招集に積極的であったり
フラットホワイトがラプラスの「ま」(2018年)から人間を気に入ってたり
「善も悪も無い、あるのは利益だけだ」と口にするようになったきっかけの時期である。

異人館が救いフラットホワイトが目をかけたように鬼門悟郎や艮やオゾンが気に入られているのは
人の身でありながら超人たちに喰らいつける"可能性"に興味をもたれているからである。



アークトゥルス
出身:カンブリア叙事詩

通称春の大三角のひとつ。牛飼い座にあたる。
ベテルギウスの子であり変身態の外観はとてもよく似ているが眼が二つという差異がある。

メタトロンが執拗に狙う少女デネボラを護衛し塔の周囲の荒野を旅している。


デネボラ
出身:カンブリア叙事詩

春の大三角の構成星にして中心に位置する星。
巨大な太陽のようなメタトロンを飲み込んでしまえるらしい素質に目を付けられ狙われる。
だが彼女自身特別な能力を発揮することはなく人の身のままで逃亡を続けている。


スピカ レグルス
出身:カンブリア叙事詩

通称春の大三角のひとつ。それぞれおとめ座としし座にあたる。
ダウンロードと結託しデネボラを捕獲しようと動き始めているらしい。

各々シリウスの娘とプロキオンの息子でどことなく面影を残す変身態をしている。


ダウンロード
出身:カンブリア叙事詩

スピカとレグルスを連れメタトロンと結託を図る。
彼らに自分のことをマスターと呼ばせているため師事関係に似たような立ち位置らしい。

デネボラを捕まえてメタトロンに引き渡そうとしているがその理由は・・・。


サイフォン
出身:カンブリア叙事詩

メタトロンの新しい摂政にしてフラットホワイトの弟。
貫禄のあるフラットホワイトに対してあまり落ち着きのない性格。
いまだに融合を果たしてないが人の姿を装えるほど優秀。

融合を果たす前に空に飛び出してしまいすり減っていく仲間の心配や
メタトロンの摂政の立場に疑問を持ちカンブリアンとしてトトと行動する兄に対して胃を痛める。

余談だが彼の名前候補にモカやラテなどを考えてた。
理由は勿論フラットホワイトがコーヒーの種類なのでそれに習った候補である。
サイフォンは黒い太陽の通称にしようと思っていたが呼び名が増えすぎてしまうので断念。
彼の性格と語感を鑑みるとサイフォンが合っていたと思う。

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