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現代編



各エピソードごとの登場人物紹介。
記載するのは登場話数、キャラ名、出身作品です。
追加していくのは新規登場キャラ。

(新短編の「ま」)



出身:ラプラスの「ま」

ピンクのほっぺに水色の髪。
コスメB&Bのかわいい女社長。とても地道。
一度会社がキャンパス社に乗っ取られかけたことがある。

関西弁のような口調だが別に関西出身ではない。

彼女やマグマは分類上コズミックデーモン、
他にもコズミックデーモンに分類されるものもいる。
地球の悪魔と魔力の互換性があるのでコズミックデーモン。
相方に地球産の悪魔がいる。


ブラックバーゲン
出身:異人の「ま」

白いボディに紫色の模様。
変質した谷屋ハジメのクローン。

市街地での工作や戦闘で混乱を招くための部隊。
倒されてもインクのような液体になって雨で流れる。
女性の好みはモデルの谷屋ハジメとは似てない。

異人館に流れ着き紆余曲折
芦原中(あしはらあたる)という
自分の名前を手に入れた。


ダウンロード
出身:ラプラスの「ま」

New 新しい
Evolution 進化の
Omen 前兆

家電製造会社の皮を被った死の商人。
メイン事業はバイオ兵器の開発、製造。
世間にばら撒いた家電を通じ
常に"新作"の素材を探している。

トトや富山と同じく4万年前の地上を制した一人。


超人ルサンチマン

恐らくこの世界でメジャーな特撮番組のヒーロー。
様々なアーティストとタイアップを行ったり
俳優界の登竜門として有名とされる。

うどん消費率全国2位の埼玉県で行われる
UDONBOY(ウドンボーイ)で優勝を掴んだ
若手俳優が1年間主演を務める。

作中会話の敵キャラ
「アザールサンチ」に対抗するため
歴代のルサンチマンの力を借りて戦う。

次回作として企画されている敵は
「AIELIZA(アイライザー)」という
自我を確立した人工知能が暴走したもの。
人工的に生み出された人のような形をしたものは
生命と言えるか、また共存できるかがテーマになっている。

ちなみに「AIELIZA(アイライザー)」の語源は
AI(人工知能の総称)と
ELIZA(人工無能、いわゆるsiriの前身。)から。

ELIZAは20世紀ごろ作られた対話型スクリプトで
医療用の問診を主な目的として用いられたものである。

ELIZAという名前の由来は
戯曲『ピグマリオン』の登場人物イライザから。
(作:ジョージ・バーナード・ショー)

労働階級の娘イライザが
音声学の教授ヘンリー・ヒギンズによって
上流階級の言葉遣いを覚えさせる〜〜
といった趣旨の話である。

イライザとヒギンズは深い関係になるが
ひょんなことから破局してしまう。

ピグマリオンは人気の作品だが
展開や人気の上でファンや批評家から
ハッピーエンドを望む声が強く出たため、
ヒギンズ役の俳優がそのように変更したところ
ジョージ・バーナード・ショーと激しく対立した
という逸話が残っている。

時代や観衆によって作品が"姿を変えた"例の一つである。
(落語の寿限無なども元は子供が死んでしまう話だったらしい。)


ネオンライト
出身:ラプラスの「ま」

New Evolution Omenの新主力製品。
その名の通り発光する硬質物質を
通常液状化させ体内に循環させている。

基本スペックはブラックバーゲンと同じだが
耐久性能や上記の硬質物質を使った武器の生成。
常にアップデートにより自己修復を行うなど
ブラックバーゲンより優れたカタログスペックを持つ。

ラプラスの「ま」以降紛争地域に2年飛ばされる。


オゾン
出身:ラプラスの「ま」

GAFAを退け地上の経済を実質的に握っているキャンパス社の大幹部。
社長業のかたわらテレビ出演などの"副業"にも手を伸ばす。
好きなものは射撃とチョコミント。食べ過ぎて体が変色した。

その実態は正体不明の怪物オゾン。
キャンパス社にとって邪魔になる存在を始末する役目を持つ。
パートナー企業であるNEOのエージェント
"ネオンライト"と抗争のち撃破、31発の弾丸を一点に当て続けた。

経歴など諸々がキャンパス社をもってしても不明。
なにか不思議な力でも働いているのではないかと思うが
彼は生物学的には谷屋ハジメと同じ人間である。
富山の"谷屋兄弟は怪物か超人か"という問いに置き換えては
彼は間違いなく怪物とも超人ともいえるだろう。


フラットホワイト
出身:ラプラスの「ま」

キャンパス社の真のトップ。
地上の経済を実質握る"デパートの魔王"。
金は血の流れと同じものと考えている。

異人館のトトやNEOのダウンロードとならぶ
カンブリア叙事詩における大ボスビッグ3の一人。
彼は宇宙最初にして地上に残った最後の
純粋なカンブリアンの一人である。
3人の中では限りなく人類の味方でもある。

ちなみに後程明らかになるが
3ボスのなかで彼だけ谷屋兄弟と関わりがないのは
彼自身が兄弟とあまりいい関係を築けなかったため。


B&Bアイスクリーム

カンブリア世界の日本でメジャーなアイス屋。
略して31と呼ばれたり呼ばれなかったり。

カンブリア世界において3+1という数字は
非常に重要な意味を持っており、
このアイス屋やオゾンが撃った玉の数など・・・

はたまた例を挙げるならBKSや
トトを含む最初の4人の組み合わせ。
(ベテルギウス、シリウス、プロキオン)は
現代に姿を見せていないが
トトのみ現代まで姿を見せている。など・・・
1人を起点にして何かしらの関係を持つ3人が
周囲を取り巻くといった相関図的なものなど。

更に言えば前作宇宙浪人におけるキーワード
三位一刀流などもそうである。

カンブリア世界にはこの3+1というテーマが
視覚的、あるいは相関的に潜んでいる。

ちなみに木曜の「ま」の好きな旅ものは西遊記である。


チョコミント

怪物オゾンの好物として猛威を振るったチョコミント。
冒頭にてトト宛に送られたこれで少し余談を行おう。

オゾン回冒頭でトトが手にしていたアイスの箱は
キャンパス社から2年越しに送られたもので
あることがエピソード終盤で明かされた。

逆に言えば今回オゾンについて語り
ジョーがフラットホワイトに捕まらなかったら
このアイスの送り主は不明ということになる。
これはある種の量子揺らぎのようなものであり
量子力学における"波動関数の崩壊"と呼べるものである。

この波動関数の崩壊だが
ざっくり言うと様々な"過程"があり
"結果"に収束することで
1つの"結果"に収束する"過程"が
崩壊し1つの物事と成り立ちが形成されるのである。

ある意味ではドラえもん冒頭のセワシが"結果"
様々なルートが平行して"セワシ誕生"に繋がるが
そのルートが"しずかちゃん"か"ジャイ子"かに近い。

近いが正確ではない理由はルートの収束先が
セワシ誕生であることに変わりはないのだが
それによる環境の差異があまりにも大きいのである。

これは俗に言うパラレルワールド理論ようなもので、
波動関数の崩壊における崩壊
(呼び名なだけで崩壊してるかは不明。)

また別のたとえをするなら
Xという"結果"に到達するものがAとBの合計2名居る。
Xに到達したAがBと思っている者がB本人でも
B本人から見たAが実はどこかでA’になっている。
とはいえ事実上XにAとBが到達した。
他の"過程"は崩壊したという・・・・・・
量子力学や哲学はいうなれば屁理屈合戦である。

出所がキャンパス社か否かというだけで
チョコミントそのものに罪はないし
つまるところおいしいものである。
チョコミントおいしいよね?
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