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現代編



各エピソードごとの登場人物紹介。
記載するのは登場話数、キャラ名、出身作品です。
追加していくのは新規登場キャラや新しい動きのあるキャラ。

(ギルガメッシュ)


エレシュキガル(2016)
出身:カンブリア叙事詩

冥界の神。体の半分が機械。
ネルガルとは伴侶の関係。
左目の傷を境に半身が義体のような姿。

正体は豪雪と機械に閉ざされた世界の少女
六道カルラ、搭乗機の九竜城砦、学天測。
そして異人の「ま」の#10エニグマの異世界まるごと。

2016年以降時が止まってしまった世界ごとジョーに拾い上げられた。

出身世界:異人の「ま」#10エニグマ


ネルガル(2014)
出身:カンブリア叙事詩

冥界の神。体の半分が機械。
エレシュキガルとは伴侶の関係。
拘束衣を纏ったような姿。

正体は破壊と機械に閉ざされた世界の青年
鬼門悟郎、黒鉄城、あしゅら博士、蒼白。
そして読み切り版黒鉄城の世界まるごと。

2014年以降時が止まってしまった世界ごとジョーに拾い上げられた。

出身世界:読み切り版黒鉄城

余談だが完結作品の黒鉄城(2015年)において
無人城の襲撃を受け黒鉄城天守閣と新月城に進化した回では
連載版鬼門悟郎が読み切り版鬼門悟郎を幻覚の中で目撃している。
最初のマルチバース確認キャラということになる。


シャマシュ(2018)
出身:カンブリア叙事詩

太陽の神。体の半分が機械。
中性的で顔がわからず足が特徴的。
ギリシャの神やエンタシス(パルテノン神殿の柱)のような姿。

正体は悪意と戦意に閉ざされた世界の超人。
ニケの戦士、ニケの女神、デブリー。
そして星の残滓をもたらした世界まるごと。

2018年以降時が止まってしまった世界ごとジョーに拾い上げられた。

出身世界:ニケアームズ

ちなみにデブリーはベータマガジンでしれっと講座解説キャラとして登場してる。
これもまたマルチバースの恩恵である。


時間戦闘員(タイムコンバット)(2013)
出身:カンブリア叙事詩

一にして全、全にして一。
覆面を被った人間のように見える怪物。
しかし工作活動や集団行動は得意なようだ。

正体は時間と空間に閉ざされた世界の戦闘員。
そしてその世界まるごと。
最大53体まで増える。

2013年以降時が止まってしまった世界ごとジョーに拾い上げられた。

"作品宣伝アンソロジーより抜粋"



屈辱である。
しかし作った手前向き合わなければならない。
今作のコメント番号3の方が鋭い指摘をしていたがお待たせしました。
ちゃんと投げ作品の"戦闘員の時間"も回収出来ましたよ。

1話8ページを53話続けたが1更新1コメは余裕。
場合によっては0コメだって珍しくなかった苦い過去。
今作のような作品を作りたかったが当時は今より圧倒的技術不足。
コメントがつかないことよりも上手くキャラを描けないこと
そして技術不足のせいで作品そのものがよくわからなくなりやむを得ず投げ。

彼の名前からもどれだけ引きずってるかわかるだろう。
いわばヴォルグはパラレルワールドの彼なのだ。

そして探せば多分狂魂(2014)と短編の「ま」(2014)黒鉄城(2015年)の序盤まで
彼がポスターやグッズにカメオ出演してることだろう。

苦い思い出が残る作品だがそれでもこの作品のおかげで一応
絵の描き方、漫画の初歩的なつくりかたなんかのきっかけになったので
邪険にすることもないだろう。
8年越しのあとがきになるが漫画づくりの楽しさを知れた個人的に楽しい作品だった。
今一度この叙事詩に綴じて姿を変えながら生き延びるカンブリアンの一員に迎え入れたい。




霧溜シュウ(ギルガメッシュ)
出身:カンブリア叙事詩

2014年に人知れずナイル、谷屋アラタと接触をしていた一般人。
誰あろう彼こそが後のギルガメッシュ、冥界の番人その人である。

いったい何があって舞台役者の卵だった彼がアリアの元で冥界を治め
魂を預かる神になっていったのか、今回の章はそんな道筋が語られる。

変貌前後の彼の性格を鑑みると外見や喋り方はともかく
性格はあまり変わっていないかもしれない。
ラプラス編の黒鉄城その5にて蒼白の操る新月城に乗りはしゃぐ様を見せるなど
人間性は残っている様子。


元ネタとなったギルガメッシュ叙事詩においてもはや通例とも呼べるほど
「深淵を見たもの」また「全てを見たもの」といった語り出しになっている。
英雄ギルガメッシュは相棒エンキドゥと共にフンババの住む森へ
杉の木(当時とくに価値あるものとされていた)を獲得しに行ったりなど冒険の末
自身の死に怯え、永遠の命を求めるも間に合わずその後神格化された際に冥界の番人の席についている。
時間、永遠の命といったテーマは紀元前から幾度と語られ求められてきたテーマである。


羽田イカル(イシュタル)
出身:カンブリア叙事詩

霧溜シュウと共に喪服の怪人たちに遭遇した女性。
鳥に変身するタイプのカンブリアンだが彼女自身はそうと知らず
自身の側面を怪物に変貌したもう一つの顔としか認識していなかった。

作中で言及されていた太古の神(鉄神星団と鉄神)に続く
さらに太古の神(カンブリアン)の遺伝情報を持った末裔である。
2015年の出来事に当たる黒鉄城編ではあしゅら博士の妻、脳外科医のりかが
カンブリア因子なるものを発見し自身に適用しているので
イカルのような存在は以前から確認されていたのかもしれない。


ウェルギリウスのジョーと相棒のジェクター

あまりにも胡散臭い笑顔である。
作中では人間態を嫌って常に三つ目姿だったジョー。
今回は「悪いこと」をするので素顔で現れた。
さらに時間を戻して霧溜シュウの傷を治す際に
ウンモ星人のマークを使用していた。
未だ秘密の多い人物である。

対してジェクターは霧溜シュウに扮装。
自らをエンキドゥと名乗りギルガメッシュの補佐に着く。

ギルガメッシュ叙事詩においてはエンキドゥの姿に複数説があり
神がギルガメッシュの姿を真似て作った説と
壁画でギルガメッシュが抱きかかえてる獣の説が有名である。

またエンキドゥ誕生の描写も現代の視点で見ると
短命な部分も含めてまるでクローン人間を作ったようにも解釈できる。
世界最古の文学というだけあって今なお語られるだけの面白味がある。


芦原アタルとマヤ
出身:異人の「ま」 鉄神オーパート

ダンタリオン襲来編以降の登場となった鉄神関係者カップル。
2018年からちょくちょくネオンライトを自宅に招いているようだ。
この時点では平和な一面だがネオンライトの言及のとおり
別の理由の集まりが活躍することになりそうだ。


ネオンライト
出身:ラプラスの「ま」

戦地オノマトピアからの帰還がラプラス編で報じられ
アタルとの散見のちしばしば家に呼ばれているようだ。
従軍してから平和な国に帰ってきたので
未だ空気感に慣れてないようだが徐々に改善されている。
暇つぶしに暴走しに来たシャマシュと交戦し
いち早く未知の敵の存在を察知する。

ちなみにマフラーのくだりは色に紐づいたオマージュ。
赤マフラー→仮面ライダー 黄色マフラー→サイボーグ009という
完全に趣味の発散オマージュ。
ついでに黄色マフラーが天使と戦うという数奇なめぐりあわせに。


夢子
出身:異人の「ま」

ギルガメッシュ精製の為の召喚士として連れてこられた。
先のダンタリオン襲来時に結成されたサンダーワールドのメンバー。

ラプラス編のジャガーノートにてエングラーと接触していたため
彼女の召喚条件である「顔を合わせた、あるいは接触した」に該当。
成功するか不明な危険な術を使い霧溜シュウをギルガメッシュに変えた。

ちなみにこのときエングラーの恩恵を受ける術の成功者は
四万年に三人と発言していたがうち一人はオゾン。
残り二人は遥か昔の人物なので夢子は伝聞でしか聞いておらず
残り二人は誰なのか不明。
炒飯はパラパラでもベタベタでもどっちもいけるクチ。



出身:ラプラスの「ま」

おそらく飲み会をしていた所襲撃され夢子を連れてかれたらしい。
彼女も夢子とほぼ同じ能力の召喚士だがエングラーとの接触経験なし。
彼女らを襲ったのはおそらくジェクター単体だと思われる。

夢子とポータルの周波数が同じなのでよく同調し
ポータルさえ空けばお互いがお互いの居場所を察知するのは容易。
サンダーワールドチームの暫定ボス役である。


オゾン
出身:ラプラスの「ま」

エンキドゥ(ジェクター)に襲撃された。
どうやらラプラス編以降も交流があったらしく彩の家で飲んでいた。
自分のピストルを勝手に使われた怒りで夢子奪還に参戦。


モタロー
出身:ラプラスの「ま」

エンキドゥ(ジェクター)に襲撃された。
どうやらラプラス編以降も交流があったらしく彩の家で飲んでいた。
全身がプラズマに変えられるエネルギー生命体でパワーは巨大ロボ並み。
こう見えてサンダーワールドメンバーでは常識度が高い。


テル=ビン
出身:カンブリア叙事詩

ラプラス編に登場したター・ヴィン大使の異世界人(パラレル)。
おそらくジョーを壁に打ち付けて倒したと思われる。
胸につけている装置はタキオンコンバーターという一種の加速振動装置、
時空に穴をあけて時間構造に量子的に侵入、次元間跳躍をするための機械。

ター・ヴィン大使はウンモ星の特命全権大使として
ダンタリオンを介して地球との交流を目的としているが
彼の口ぶりからはウンモが栄えていない節をうかがわせる。

ター・ヴィン大使の出身のウンモ星では人工知能と量子通信の複合技術で
タイムマシンを研究しているが(ラプラス編#.5円卓より)
テル=ビンは時間どころか平行世界間の壁も突破してしまえる技術を持ってるようだ。

また彼やエンキドゥ(ジェクター)扮するマスクや変身態は
時間を食うものであるクロノファージを参考にしているらしい。
ジョーがどこからか拾ってきたグガランナも似た造形をしている。

ギルガメッシュ編はパワーを得たギルガメッシュと
あらゆる平行世界出身のメンバーが活躍しているが
実はその根元にはウンモのテクノロジーの介入があったかもしれない。


キャプテンエングラー
出身:カンブリア叙事詩

ラプラス編ジャガーノートにて初お目見えし
ダンタリオン襲来と同時に起きたキングオゾンの元凶。
あまりに激しく超自然的なパワーの持ち主、またそのもののため。
永らく冥界の塔の最下層に封印されてきた。

ダンタリオン襲来の際の異人館の会話から察するに
オーパート編にてゴーゴンが暴れた際にも、またダンタリオン船に対しても
自滅覚悟の最後の切り札として勘定に入れられていた。
ただし解放されたあと止められる人物が地球上に居ないので
召喚=詰みになってしまう。

擬態して塔を案内した際に夢子をいたく気に入り
召喚されたあとは見返りを求めつつ歩み寄った。

カンブリアンは大まかに4つの発生時期ごとに名称が割り振られ
草創期(アーリー)、神話期(ミュートス)、箱舟期(アーク)、現代期(モダン)
ヴォルグ、サンジェルマン、キャプテンエングラーはミュートスカンブリアン。
フラットホワイトはアーリーカンブリアンである。


サンジェルマン(宇宙幕府老中)
出身:宇宙浪人

初出は宇宙浪人作中で応牙に目をかける老中として現れた。
その正体はかつて地球上に存在した鉄神よりもさらに太古のカンブリアン。
エングラーと同じデザインラインのコスチュームを身にまとう。

宇宙浪人本編、また今作の宇宙浪人編ラストにて宇宙を飛び地球までやってきた。
到着時期は2020年、夢子がエングラーを召喚したタイミングでまるで
呼び寄せられたようにギルガメッシュの砦に現れた。

地上ではもはやゴーゴンや鉄神オーパートオレオールなど
莫大なエネルギーを持つエングラーに対抗できる者が居ないが
地球の外にいた彼を勘定に入れたら話は変わってくる。
ミュートス同士の戦いは超自然的なものになっていく。

また、同期であるヴォルグの名前の元はスウェーデンボルグ伯爵から
こちらはサンジェルマン伯爵からとかつて不老不死と謳われた人物の名前から引用している。
丸薬エレキシィによる恒常的な若さや霊界に通じるといった伝説が残る。
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